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パラアウト~用語~

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正式にはparallel output(パラレルアウトプット)と言います。
複数の音色を扱う楽器、例えばドラム。

パラアウト出来るといいことって何?

普通に1トラックで作ると、
各自(スネア、ハイハット、バスドラムなど)の調整が出来ません。
出来るのはドラム全体の調整だけです。

ん~、ちょっと困りますよね(^_^;)

そこで、音色ごとに出力されるトラックを分けることにします。このことをパラアウトと言います

トラック別に細かい調整ができるのが最大の強み

  • バスドラムだけ音量を上げたい
  • ハイハットにだけイコライザーをかけたい

というようにトラック単位で
音量や音色を調節することが出来るようになります。

また、パラアウトで調整したトラックを
まとめて一つのトラックに送ります。
全体にかけるエフェクトを用意するというやり方がよくあります。

分かりにくいので図で見てみましょう。

参考画像(クリックで拡大)
パラアウトの流れ

こんな感じ。

で、これをDAWソフト上で見てみると・・・
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Logicでのパラアウト画像(使用ソフトaddictive drums体験版)

logicパラアウト解説

こんな感じです。
トラック名前がそれぞれの割り当てられた楽器です。
スネアの音は今、snareという名前のトラックから出力されます。

このトラックの音量を上げ下げすると、スネアだけの音量を調整することが出来ます。

何をしているかなんとなくイメージはつかめたでしょうか?

パラアウトはドラムだけでなく、
マルチティンバータイプのソフトシンセなどを
音色ごとに分けたい時にも使います。

お手持ちのDAWソフトでやってみて下さいね!

DAWソフトによってパラアウトの設定の方法が微妙に違うので、マニュアルをチェックして下さいm(_ _)m