ピアノの打ち込み PR

ピアノでコードの打ち込みをやってみよう~打ち込み初心者講座~

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前回の実践2では単音を打ち込むパターンについて説明しました。

今回はコード(和音)を打ち込んでみよっか。

コードの打ち込みは難しい!?ていうかコードわかんねえ。

多分初心者の方は、というかyoumuがDTM始めたときに一番困ったのはコードの打ち込み

「コード(和音)しらねーよ!」って方も大丈夫。ここではコードの仕組みは説明しないよ。

これをやりだすと、長くなる&お勉強になるので、
それはまた別の記事に分けて書きます。
ご了承ください。やっていこっか。

コードの打ち込み〜ピアノ〜

打ち込む前に音の選択ですが
今は普通のピアノ、つまりグランドピアノ
アップライトピアノの音色にしておきましょう。

これは一番音がはっきりしてるからです。
もし使いたい音色があるならそれでもokです。

テンポは120に設定してあります。打ち込むコードを決めましょう。

「C→Am→F→G」という順番に、
1小節ずつ打ち込むことにしましょう。

コードを見てもわからない人、大丈夫です。

画像と説明文でどの音を打ち込んでいるのか
細かく書きますからその通りにやれば出来ます。

打ち込むパターンとしては、実践2のメロディーの打ち込みでやったこととほぼ同じです。

以下の画像を見てください。

パターン1(クリックで拡大)
ピアノ1

音源

[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/pianowaon1.mp3" /]

 

パターン2(クリックで拡大)
ピアノコード2

音源

[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/pianowaon2.mp3" /]

 

パターン3(クリックで拡大)
ピアノコード3

音源

[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/pianowaon3.mp3" /]

どうですか?
各パターンどのような違いが
あったか考えてみてください。

全部同じ音の打ち込みですが、
結構違うと思いませんか?

それでは説明に入っていきます!

まず、今回打ち込んだコードですが
各コードの構成音を書きだしておきます。
C  ド ミ ソ
Am ラ ド ミ
F ファ ラ ド
G  ソ シ レ

各コードはこのように
3つの音が重なって出来ています。

一番左の音をルートといい、
この音がコードのアルファベットを決定しています。

ドがルートならCみたいな感じです。
今は「そーなのかー」と思ってもらえればokです。

※画像に打ち込んだ音がどう並んでいるか
全て書いてありますのでぜひ御覧ください。

これを見ながら全く同じに打ち込んでもらえれば、
音が間違うことはないと思います。

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パターン1

まずはこのパターンからです。
1小節全部伸ばし続ける。

「ジャーン、ジャーン」と音が
小節単位で変化しているのがわかりますか?

このパターンはピアノ主体のバラードや、
オルガンなどで曲全体を包むように鳴らすと効果的です。

スピードのある曲でも後ろでコードがしっかり鳴っていると、
他の楽器が動いても曲がぶれなくなります。

ベロシティですが、
曲の雰囲気に合わせるのが一番だと思います。
盛り上がるところなら強く、
落ち着いた場面なら少し抑えるという具合ですね。

プロの音源などを参考にしてみるといいですよ^^

パターン2

今度は1小節を4分音符のリズムで打ち込みました。

パターン1に比べて、リズミカルに聞こえますね。
「ジャン、 ジャン、 ジャン、 ジャン、」と聞こえます。

ここでは4分音符で打ち込みましたが、
もっと短くして8分音符や、16分音符で打ち込むと
「ジャ、 ジャ、 ジャ、 ジャ、」という風になります。

どんなジャンルにも使いやすいので積極的に使っていきましょう!

ベロシティ、デュレーションの設定ですが、
すべて同じ強さにはしないことをおすすめします。

パターン2の参考音源をもう一度聴いて見てください。

きっちりしすぎて機械っぽく聞こえませんか?
これはマウスで打ち込んだそのままの状態です。

では次に僕が実際に弾いて、
そこから修正した物を聞いてみてください。

参考画像(クリックで拡大)
ピアノ2b

音源

[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/piamowaon2b.mp3" /]

僕が下手くそってのは置いといて・・・。

音の強さや、リズムにちょっとずつバラつきがある

と思いませんか?

地味な違いかもしれませんが、
打ち込みの場合も人が演奏することを意識するのは大事です。
ただし、他の楽器とズレているのはだめですよ~!

人が演奏して録音した場合、
ベロシティもデュレーションもバラつきがあります。

ですので、なるべくただ打ち込むというのは控えましょうね(^_^;)

パターン3

音の長さの違うものを組み合わせて打ち込んでみたものです。

このパターンに関しては、このままを打ち込んでもいいですし
自分で考えたものを打ち込んでみてもいいと思いますよ。

いくらでも組み合わせ方があるので、
その中でかっこいい!と思うフレーズを見つけ出しましょう^^

以上が主なパターンになります。どうでしたか?
最初は打ち込みって結構時間を使うと思います。

でもDTMってこういう地味な作業の連続なんですよorz

だからくじけぬ心がいるんです。頑張りましょうね。今回はここまでです。お疲れさまでした。