さて空間系4記事目。今回はフランジャーを説明するよ。
コーラスと似たエフェクターだけど
微妙にエフェクトのかかり方が違う。そこら辺も含めてみていこっか。
フランジャーとは?
まずは説明よりもどういうエフェクトなのか聞いてみよう。いつも通りギターにエフェクトをかけています。
※イヤホン推奨
元の音
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/Effect/flanger/noefect_gt.mp3" /]フランジャー効果をかけた音
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/Effect/flanger/flange_gt.mp3" /]どうかな?
ぱっと聞いた感じは音が揺れている、
コーラスのような感じだよね。
でももう一度聞いてみて。
「ウワァァン」といった感じで
音が常に変化しているのがわかるかな?
これがフランジャーの効果。
音がうねっている、
といったほうが正確な表現かな。
使い所としては
- フワフワした感じを出したい時
- 水の中にいる印象を持たせたい時
音が常にうねりながら
変化するのが楽しいエフェクトだよー。
また、ギター音を歪ませて、そこにフランジャーを
かけるとジェット機の発進音みたいになる。
これもかなり定番として使われます。聞いてみよう。
さっきよりも大きいので音量注意!
元の音
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/Effect/flanger/flange_jet_off.mp3" /]フランジャーをかけた音
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/Effect/flanger/fiange_jet.mp3" /]「ジュワーン」という音は
どっかで聞いたこともあるんじゃないかな。
ギターでフランジャーといえば
このジェットサウンドだね。
では各パラメータを見ていこっか。
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フランジャーの基本パラメータをチェック
コーラスと似ている部分が多い。
またシンセサイザーに搭載されているLFOを
知っている使い方が理解しやすいかも。
比較的シンプルなパラメータ。
Rate(レイト)
別表記ではspeedと表示されていることもある。レイトは音のうねる速さを調節するよ。
レイトを大きくするとうねりが早くなるから
めまぐるしい効果のフランジャーになるよ。
Depth(デプス)
コーラスと同じでエフェクト効果の深さを調節するよ。当然デプスを大きくすると深くエフェクトがかかるのだ。
Feedback(フィードバック)
コーラスにはなかったですね。フィードバックはフランジャーの癖、あるいはエグさを調節します。
フィードバックが大きいと音の変化がエグくなります。フィードバックの有る無しがコーラスとの違いを作っています。
Mix
エフェクト無しの音とエフェクト音のバランス調節に使うよ。ここは好み。聞きながら曲に合うよう調節してみよう。
コーラスもフランジャーも音を揺らして変化をつけているんだよ。
- 薄くかけるならコーラス
- 大きく変化させたいならフランジャー
曲やかける楽器にあわせて使い分けてみてね。今回はここまで。お疲れ様でした。