今日取り上げるのは耳コピについて。
耳コピの基礎的な知識から、楽器別耳コピの方法なんかを複数に分けて話していくよー。
コラムで一度取り上げたんだけど、ここでは改めて詳しく説明するね。
耳コピとは?
書いてある字の通り。耳コピとは、
自分の耳で聞いた曲をコピーするということ。
楽譜やスコアの無い曲をバンドでやるときや、DTMで打ち込むときには必須の技術。
また、耳コピを何度もやっていくと耳が鍛えられて今まで聞こえなかった音やフレーズがだんだんとわかるようになります。耳コピに必要なものは以下の通り。
コピーしたい曲
自分の好きな曲がおすすめです。ただし、耳コピのしにくい曲もあるのでいくつか候補を選びましょう。初心者の方はわかりやすいパンク、ロックなどをおすすめします。
テクニカルなメタル、使用コードが難しめのジャズ等はちょっとキツイ。
ダンスミュージックの場合、打ち込みが多用されているよ。使われている楽器や音源の少ないシンプルな曲をおすすめします。
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折れない心
耳コピは一度「こんなのわからん!」と投げてしまうと出来ないのが耳コピ。何度も聞いて、自分でいろんなことを試してみよう。
あきらめないで続けていれば完璧とは言わなくても近いコピーになるからね。必要なのはこの2つだけ。
それから、耳コピをする時に役立つツールを紹介しておくよ。
イコライザー
はい、DTMでお馴染みのイコライザー。本来は音色の調節や曲のバランスを決定するエフェクトとして使うよね。
これを耳コピにも使ってしまおうというわけ。自分が聞こえない所を聞こえるように調節するのがコツ。
楽器別耳コピ編で改めて説明するのでお楽しみに。
耳コピに使える便利なソフト
聞々はやえもん
聞々はやえもん(クリックで別ウインドウで開きます)
(windowsのみ対応)
フリーのツールです。Windowsの方は必ず入れておいてください。僕もサブのノートパソコンに入っています。
機能として再生速度の調節、指定した間のループ再生、パンの調節、簡易イコライザーなどが搭載されています。
パンとは?
パンポットの略称。各楽器や音源が左右どちらから出力されるのか設定することが出来るもの。ステレオでないと効果なし!
例 ギター1は左から、ギター2は右から。
ベースは真ん中から聞こえるように。
ハヤえもんのパンを動かすとわかるけど、イヤホンやスピーカーの片側しか音が聞こえなくなってない?
パンとイコライザーを組み合わせて、片方から聞こえるギターの音だけ聞こえるように曲の調節が出来るよ。
イヤホンだとよりわかりやすいのでおすすめ。youmuも昔はこれでやってたなあ・・・。
Windowsの人はとりあえず「はやえもん」をメインで使ってみてね。
DAWソフトよりも軽いので不具合が起きにくいのも高評価。
QuickTimePlayer7
Macの方はDAWソフトに曲を読み込ませて再生速度うやイコライザーをかけるか、QuickTimePlayerのA/Vコントローラーを使って再生速度を変更しよう。
この設定はQuickTimePlayer7でしか出来ない。
最近のMacは最新版がインストールされてるから以下の公式ページを見ながらQuickTimePlayer7をインストールしてね。
QuickTimePlayer7のインストール方法はこちら↓↓
QuickTimePlayer7
この画面はキーボードの⌘+Kで表示させることができるよ。こんな感じです。
とりあえず今回は基礎知識と準備の回でした。次から楽器別の耳コピについて書いていくよ。
思ったより長くなってしまったorz今回はここまで。お疲れ様でした。