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DTM打ち込みフレーズ制作技法レビュー~打ち込みおすすめ実践書~

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皆さん、楽しく打ち込みやってますか?今回は僕が打ち込みに関して使っている参考書を紹介しようと思います。

DTMを始めた頃・・・
ドラムのフィルの作り方がわからず、
毎回スネアを連打させるだけといった
単調なものになってしまっていました。

また、僕はギタリストですが打ち込みでギターをするとなると、
どうやって人間らしさを出すのかさっぱりでした。

そんな時参考になる本はないかと見つけたのがこの書籍です。

DTM打ち込みフレーズ制作技法レビュー

DTM打ち込みフレーズ
「DTM打ち込みフレーズ制作技法」
ストレートな名前ですね(^_^;)

この本は、各楽器の打ち込みを音楽ジャンル別に解説している本です。
300ページを超えるボリュームが素敵です。

基本的には、

  • 楽器の説明
  • ジャンル別打ち込み説明(2ページで一つ説明)
  • 付属のCD-ROMで実際に打ち込んだデータの確認

の構成になっています。

メリット

基本的な知識の勉強

楽器毎の冒頭に基本的な知識や譜面の見方などが載っているのでここも勉強になります。

コードの理論や、奏法別のテクなんかも細かく載ってます^^

特に、ギターの打ち込みの細かさはすごいです。
ちょっと難しいですけど、読んでおくといいですよ~。

こういう説明はすぐ分からなくても、後で読み返すとわかったりします。
そういう意味では長く使える本ですね。

多彩なジャンルに対応

ジャンル別打ち込み紹介ページでは左ページに基本パターン、
右にバリエーションパターンが載っています。ひと目で説明が見渡せるの好印象です。

打ち込む際のポイントが下段に書かれているので、チェックしながら打ち込むと尚良しですよ。

パターンの数は楽器によって異なりますが、主要ジャンルはほぼ網羅されています!

ドラムとベースがジャンル別パターンが多いので、
リズム隊に困っている方は特にオススメです。

僕はとっても助かりました(笑)

付属CDデータが便利!

そして最大のメリットは
「CD-ROMが付いてくる」
って事なのですよ!!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

付属CD

この中には解説されているフレーズのMIDIファイルが入っています。
つまり自分のDAWソフトに貼りつければ・・・

実際にどのように打ち込まれているのかを目で確認することが出来ちゃいます。

これは今でも参考にしています。
ドラムやベースだけでなく、
キーボードなども元のデータを参考に
自分でフレーズを考えてみたりする手段としても使えます。

こんなのが入ってます。
(著作権のため、ちょこっと自分で編集しています。)
gt打ち込みフレーズ制作

これ見ながらだとすごく分かりやすくないですか?
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デメリット

用語が難しい

最初のページにMIDIの解説があったり、楽器の説明があります。
が、やはりわからない用語は出てきます。
自分で調べる癖は付けておいたほうが良いです。

解説ページが楽譜(読めない人はちょっと面倒)

解説ページは当たり前なんですが、楽譜なんですよねーorz

僕みたいに楽譜読めないって方は、CD-ROMのMIDIデータをDAWソフトに取り込んで
中のデータを確認しながらやりましょう。

あ、でもこの本の説明を読んで、ドラムの楽譜がちょっとわかるようになりました^^

なんでもやってみるもんです。

フレーズはあくまで参考なので、リズムと音の長さがどうなっているかさえ分かれば
そんなに難しくないです。

ベロシティ、デュレーションなどの項目が数値化されている

3つめはどういう事かと言うとですね、ベロシティ(音の強さ)などの設定する項目が数値化されているので
初心者には若干分かりにくいということ。

実際に自分で数値を設定することは可能ですが、
最初からそこまできっちりする必要はないと思います。(個人的な意見です)

というかね・・・

面倒(笑)

なので、CDのデータを見て「あ、これくらいのベロシティか。デュレーションはこれくらいね・・」
と把握していけばokです。

修正は後でいくらでも出来ます!

注意!!

「これを買えば曲が出来ちゃう!」っていう本ではないです。

あくまで打ち込みの知識と自分のアレンジパターンを増やすための参考書なので
そこはお間違えなく。

初心者にオススメな使い方

まずは自分が打ち込むのに
悩んでいる楽器の項目を読みます。

例えば僕の場合だとドラムのパターンやフィルの作り方がよくわからなかったので、
ドラムから読み始めました。

次に作りたいジャンルのページ、もしくは似たジャンルのページが無いか探す。

僕は最初ハウスを作りたかったので、そのページから見てました。

見つかったらそのページに書いてある王道パターンや
フィルの作り方を読みながら実際に打ち込んじゃいましょう。

「めんどくさい!」って人、そのためのCD-Rです。
中のデータをDAWソフトに貼り付ければokです。

ある物は使う。これ重要。

実用的な使い方としては、曲作りの手元に置いといて、
作っている曲のジャンルに合わせてフレーズを参考にする。
というのが一番よくあるパターンですね。
ジャンル別で調べられるのがかなり便利です。

CD-Rのデータはコピー!

CD-ROMデータはパソコンにコピーしておけば、すぐ貼りつけることが出来ます。

毎回CDいれるの面倒でしょ?
ただし、読むのに気合は必要です。

特に楽器やMIDIの説明ページ。

まあそれさえ出来れば、長く使える本当に良い参考書なので、興味ある方は是非どうぞ。

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