メジャー・スケールばっかり説明してたけど
いい加減マイナー・スケールも説明することにしたよ。
多分ここらへんから音楽理論を
勉強し始めた頃に躓く一発目だと思われ。
マイナー・スケールって要するに何?
急にマイナー・スケールとか言われてもわからんよね。
めっちゃざっくり書くよ?
悲しい、暗い感じの音程=マイナー・スケール
これだけ。
実際に例を出します。
メジャー・スケールではCメジャーを
例に使ってたけど、マイナー・スケールでは
Aマイナーを使うよ。
「え、Cじゃねえのかよ・・・」
と思ったかもしれないけど、
A(ラ)の方がいいのだ。
何故かと言うと・・・
Aマイナー・スケールの構成音
A B C D E F G
これはドレミファソラシを
ラから初めて並べ替えただけ。
つまり、ラシドレミファソって並んでるの。
これだとピアノ上の白鍵しか使わなくていいから
わかりやすくて便利なのだ。
とりあえずピアノで音を確認してみよう。
なんかこう悲しいというか
暗い感じに聞こえないかな。
少なくともこれでテンション上がるぜー!
なんて人はあんまりいないのでは。
MIDIで打ち込んだ画像はこちら
楽譜で表示するとこうなる↓
ちなみにこのマイナー・スケールを
正式名称で呼ぶとナチュラルマイナー・スケールって言うよ。
「なんでナチュラル?」
って思うかもしれないけど、
マイナー・スケールは面倒なことに
あと2つもあるのだ。これがややこしくなる原因かと。
とりあえず今回はマイナー・スケールっていうのが
メジャー・スケールと別にあるということ。
マイナー・スケールは悲しい、暗い感じの
音の繋がりになっているということ。
この2つを理解してもらえればOK。
あとの2つは次にまたやるので。