「MIDIで打ち込んだトラックを
ミキシングのためにオーディオへ変換したい。」
「フレーズだけ打ち込んでみたから
メンバーに聞かせるためにオーディオにしたい」
そういう時はLogicのバウンス機能でMIDIを
オーディオトラックに変換してあげよう。
MIDIデータをオーディオにするにはバウンスを使う
例えばyoumuがさっきなんとなく
MIDIキーボードで打ち込んだのがコレ。
![MIDIの状態](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/8e5fbd7b8bd41eb0874c4256c383b64c.jpg)
この状態だとLogic内では再生出来るけど
当然itunesとかでは無理。
このトラックはオムニ2のシンセリードを
使ってるんだけどその音色も渡す相手が
オムニ持ってなければ当然同じ音ではならない。
どうせ聞かせるなら当然今選んでる
音色でこの打ち込んだメロを聞いてほしいよね。
そこで、これをオーディオファイルに変換する。
その時に使うのがLogicでは
「バウンス」と呼ばれる機能。
バウンスをやってみよう
やり方はすごく簡単。オーディオにしたい
MIDIリージョンをクリックして選択。
その後右クリック。
![バウンスの方法](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/9c7be6c632330835f5f93e66f68909cf.jpg)
こんなメニューが出てくるから一番上の
「所定の場所にバウンス」をクリック。
もしここに表示されていない場合は
下の一覧から「バウンスして結合」の中に
「所定の場所にバウンス」があるよ。
![バウンスの設定](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/673c321e4564e739e987696a9d562028.jpg)
こんな画面に。名前わかりやすいもので
あればなんでもOK。
ただし、注意してほしいのは「ノーマライズ」の項目。
ここは必ず「オフ」にしておくこと!!
ノーマライズってのは音が割れないように
自動でしてくれる機能なんだけど楽器の
ニュアンスまでなくなっちゃうので絶対オフ。
ミキシングとかする場合も必ずオフ。
あとでコンプかけるから調整はその時にやればOK。
これでOKをクリックすると・・・
![バウンス後のオーディオ](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/89037c89911314bea7f4e2b7c74a9e89.jpg)
新しくトラックが作成されて、
そこにMIDIデータがオーディオに変換されたものが出来る。
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オーディオファイルとして書き出しも出来るよ
もしLogic内ではなくて、そのまま
デスクトップなどにオーディオファイルを
保存したい場合は「書き出し」から
「オーディオファイルとして書き出し」を選ぼう。
![オーディオファイルとして書き出し](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/09473794d8a763715e71fd28769aa659.jpg)
すると保存先を選ぶ画面が表示される。
![オーディオファイルとして書き出し2](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/c382cbbba8d35ba81761e77694d462eb.jpg)
名前をつけて、保存したい場所を選ぶ。
この時もノーマライズはオフで。
フォーマットは基本WAVEの16ビット。
これでオーディオファイルとして配布したり
普通にitunesなどで聞くことが出来るよ。