ギターの基礎知識を説明したところで、早速実践してみよっか。今回打ち込むのはパワーコード。
パワーコードって何のこと?
そうだったね、まずはその説明から。
パワーコードとは
コードのルート音と
5度の音を同時に鳴らすコードのこと。
普通コードというものは3、
もしくは4和音で構成されてるのね。
で、コードの明るい(メジャー)、
暗い(マイナー)を決める3度の音が入ってるんだけど、
パワーコードにはそれがない。
つまり・・・
曲の明るい暗いに関係なく使うことが出来るコードってこと。
鳴らす音が2音しかないのでシンプル。
ストレートなロックとかだと普通のコードよりも
パワーコードを使うことが多いよ。
理論がわからない人はさっぱりだと思うので、
ちょっとだけコードの仕組みを画像で説明しとくね。
今は参考程度でいいので、確認してみてね
ルート音ともう一つの音(5度)で作られたコード
のことだと思ってもらえればOK。
このパワーコードを
実践の最初に持ってきた理由は・・・
打ち込むのが簡単だから(笑)
youmuはギターを2年程習いに行ってたんだけど、
最初に教えてもらったのがパワーコードだったんだよ。
打ち込みでも2つの音だけ打ち込む方が簡単なので、
最初に選んだという事です。
ギターの音色を選んだらMIDIトラックを追加。
選ぶ音色はEretric gutiar
などの表示あるものにしよう。
アコースティックギターの音色を選ばないように!!
今回のパワーコードは音を歪ませた方が
かっこいい&ごまかしが効くよ笑
なのでアンプで歪ませるか、
エフェクターのオーバードライブや
ディストーションを使おう。
DAWソフトに最初から付属している場合が多い。
今はとりあえずこれでOK。
音は後で修正すればいいの!
一応今回使用したコード進行のルート音を書いておくと
C→D→E→B→D
です。
テンポは160、打ち込むリズムの基準は8分音符。
画像を見ながら打ち込んでみてね。
音の長さですが、隙間なくきっちりにすると
ギターを弾いている感じがなくなっちゃうから、
すこーし隙間を作っておこう。
このあたりは聞きながら調整すればok。
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/gt/gt_power_before.mp3" /]うーん、まあよし。
とりあえはパワーコードが打ち込めたと。
(しょぼいのは分かってるので、突っ込まないでorz)
にしても、さすがに
「機械が演奏してます!」感がありすぎ。
ちょっと改善していこっか。
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ズラして打ち込む
ギターを引く人の手は上下に動いてるんだよ。
これをストロークと言うのだ。
手を振り下ろすのがダウンストローク、
振り上げるのがアップストローク。
この2つを交互に行うのが一般的な弾き方。
ということは、
毎回鳴り始める音が違うってこと。
ダウンストロークの時は
ギターの6弦(一番音の低い弦)から音が鳴り始める。
アップストロークのときは
ギターの1弦(一番音の高い弦)から音が鳴り始める。
打ち込んでみた画像の最初、Cのコードを見てみよう。
ド、ソの2つの音があるけど、ドの方が低いね。
普通ストロークは↓↑↓↑(下上下上)とするよ。
上下の矢印をピアノロールに書きこんでみた。
画像(クリックで拡大)
奇数が↓、偶数が↑。(今回の場合)
ということは↓の時はソの音を少し遅く、
↑の時はドを少し遅く鳴らすようにしてあげれば
人の演奏っぽくなるということ!
やってみましょう。
こんな感じです。
交互にMIDiが短くなってますね。
少し機械っぽさがなくなったね。
音もちょっと変化してるのがわかるかな?
パワーコードは2つしか音がないので
そこまで気にする必要はないよ
けど、通常のコードの時は
かなりシビアに調整した方がいい。
その練習もかねて、今のうちから
ピアノロールでMIDIの長さをいじってみてね。
今回はここまで。お疲れさまでした。