ギター打ち込み実践3回目です。
なるべく打ち込むのが簡単な物から説明してきましたが、
今日はついに・・・コードの打ち込みに挑戦です!
コード弾きと言っても色んな弾き方がありますが、とりあえず一番オーソドックスな物からやっていきましょう。
では、いきますか。
コードの打ち込み
いつも通り音色選びから始めましょう。
どんなギターの音色でもokですが、出来ればアコギか、エレキギターのクリーンが望ましいです。
なぜかというと・・・
ロックで使用するような歪んだ音色は
多少打ち込み方が雑でもごまかしが効くので
ちゃんとイメージ取りに打ち込めているか判断しにくいからです。
今回だけクリーン系の音色でお願いしますm(_ _)m
歪ませた音色を打ち込みたい方は最初にクリーンの音色で打ち込んで、完成してから音色だけ変更すればokです。
テンポは120位にしますか。これで準備okです。
コードの打ち込みですが、基本的にはピアノの打ち込み実践でやったことと同じです。
こちらもお暇なら読んでみてくださいm(_ _)m
コードの〜打ち込みピアノ打ち込み実践3〜
コード進行を決めましょう。ピアノ打ち込み実践と同じ「C→Am→F→G」という進行にしておきます。
ギターの打ち込みには、ピアノと違う所が2つあります。
コード一つで打ち込む音が6つや5つある
1つはギターのコード弾きは6本、あるいは5本の弦を弾くので
コード一つに対して打ち込む音が6つや5つになります。
必ず全て打ち込むわけじゃないんですけど、ここでは練習も兼ねて全部打ち込みます。
左が一番低い音、色が付いているのがルート音です。
弦と書かれているのは、実際のギターの何弦なのか表示しています。
使う音の種類は同じ3つですが、ギターの方が高さ違いの音も
弾くのでこういうことになってます。
実際にギターを弾いたらすごく納得いくんですけどねえ・・・。弾く機会のある人は体験してください。
ピアノの時は3つだけでよかったのに。面倒ですがこれは仕様なのでしょうがないです(^_^;)
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打ち込む音のタイミングをずらす必要がある
パワーコードの打ち込みでも書いたと思いますが、
コード弾きは手を上下に動かして弦を弾きます。
6弦と1弦では弾くタイミングがずれるので、
打ち込む時もこのズレを意識する必要があります。
人が弾いている様なリアルさを出すためには絶対に必要な作業です。
ピアノは全部ぴったりに揃えても違和感あまりないんですけどね~。こういう部分もギターの打ち込みが難しいと言われる原因でしょう。
それではピアノロールに打ち込んでいきます。画像を見ながらやってみてください。
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/gt/chord_1.mp3" /]まずは8分音符のリズムでゆっくり演奏するように打ち込みました。
低い音から弾くとき、ダウンストロークの場合は
低い音から鳴るように調整。
高い音から弾くとき、ダウンストロークの場合は
高い音から鳴るように調整。
微妙にずらしているのがわかります?この作業をする時はピアノロールを拡大したほうがやりやすいです。
ずらす度合いは何回も聞いてしっくりくるように調整するしかないです。
自分の耳が頼りですね!何度もチャレンジしてみてくださいね。
次にちょっとリズムを変えてみましょう。
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/gt/chord_2.mp3" /]よくあるリズムです。
「ジャン、ジャジャーン、ジャジャジャ」がひとつのリズムです。
表現が難しいなあ・・・。リズムがいまいちつかめない人は、音源を聞きながら口で言ってみましょう。ゆっくりでいいです。
僕もギター始めた頃、楽譜を読めなかったので
曲を聞いてリズムを覚えていました。
曲を聞いてリズムを取ると色んな事に気づきます。
演奏している人の力が入っているところ。
弱く弾いている所など、楽譜では読み取れない情報が得られます。
上の例が打ち込めた方は自分の好きな曲を耳コピしてみてください。
打ち込む時に前より気を使うはずです。
完成度はぐっと上がると思いますよ( ´ ▽ ` )ノ
音符の読める人はリズムだけ音符で書いてもいいですね。
基礎が重要!
みんなちゃんと打ち込めました?リズムは他にも色々試してみるといいですよ
多分最初は思った通りに
鳴ってくれないことにイラッとくるかもしれません。
でもここは我慢。これをクリアすれば、ギターの基本的な打ち込みは出来ます。
出来がしょぼくても、打ち込むことが出来たことを実感してください。
パワーコード、アルペジオ、コード弾き。これが出来たら簡単なギターは作れます。次からはギターでよく使うテクニックを打ち込みで再現する方法を説明しています。
今回はここまで。お疲れ様でした。