今回から音作りに欠かせないエフェクトのお話をしていくよー。楽器を演奏している人はエフェクター、の方が呼び方としてはよく聞くよねー。
エフェクトとは?
DAWソフト(Logic付属のエフェクト)画像
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まずここからだね。エフェクトとは
目的の音にするための音を変化させる機械(ツール)だと思ってもらえればOK。
例えば、エレキギター。ロックでよくある歪んだ音あるよね。
あれはエレキギターそのままの音じゃなくて、
エフェクトをかけて音を歪ませてるんだよ。
エフェクトをかける=音を変化させると思ってもらえればok。
他にDTMで有名なのはEQ。EQ、イコライザとも言いますが、こいつを使用すると出したい音を強調したり、
いらない音をカットすることができます。
なぜエフェクトは必要なの?
「じゃあ、このツールは絶対必要なのか?」って思ったかもね。
基本的に世の中に出ている音源で
エフェクトのかかっていないものは少ない。
DTMで作る曲はほぼ確実にエフェクトがかかっているよ。
理由は幾つかあります。
- 自分の出したい音を作るため
- 全体のバランスを整えたい
- 必要ない音をカットしたい
ぱっと思いつくのはこんな感じ。
エフェクトで音をどう変化させたいかによって
使用するエフェクトが変わります。
なので、DTMをする上でエフェクトは必須(基本的に)ということになるよ。いきなり全部説明していくと混乱することは確実。まずは分類分けをしよっか。
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エフェクトの種類
空間系
具体例 コーラス、リバーブ、ディレイ
ボーカルからドラムまで、ホールの感じや
空気感を出したい時に使うエフェクト。
あえて声を揺らしたり、
やまびこのように反復させたりも出来るよ。
汚し系
具体例 オーバードライブ、ディストーション、ファズ
ロック系のギター、ベースなどには定番のエフェクト。
ちょっとした歪みから、
音が割れる手前くらいまでのエグいものまで様々。
ダイナミクス系
具体例 コンプレッサー、イコライザー、リミッター
強調させたい部分の音域を持ち上げたり、
音の粒を揃えたりすることが出来る。
曲の仕上げにも必須。
その他
具体例 アンプシミュレーター、ピッチシフター、ヴォコーダー
上3つ以外のエフェクト。
実際のギターアンプをモデリングしたものや
一時的に音域(ピッチ)を変化させるものなど。
詳しくは後で解説するよー。大体この4種類がエフェクトの種類です。
まあ、各種類のエフェクト毎に細かい違いがあるからそれは次回からね。今回はここまで。お疲れ様でした。