前記事の続きです。
今回紹介していくMIDIキーボードは
機能性を重視した製品がメインです。
「シンプルなのがいいんだ!」って人は
ひとつ前の記事を読んで下さいm(_ _)m
それではいきましょ~( ´ ▽ ` )ノ
MIDIキーボード~自宅用.機能性重視タイプ~
DAWソフトに付属のソフトシンセや
自分で買った音源など、
DTMではいろんな画面を行ったり来たりしますよね。
しかもその一つ一つに
色んなパラメーターがありますよね。
毎回マウスでパラメータを微調整するのが面倒・・・って
思った人多いんじゃないかな。
そんな悩みを解消しつつ、
MIDIキーボードとしても使える
コントローラー一体型MIDIキーボード
が今回のメインです。
小さいのからでかくて多機能なものまで
あるので自分の環境に合わせて選びましょう!
コントローラーの設定ですが、
どの製品にもDAWソフトの操作テンプレートが
付属していて、設定はマニュアル通りにやるだけです。
有名なDAWソフトなら
どの製品も対応していますのでご安心ください。
YAMAHA KX25
![YAMAHAKX 25](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2011/10/1138a222ba74bca62a6ee7c651fa4665.png)
鍵盤といえばYAMAHA。
前回は出番がありませんでしたが
ここで登場です。
この小さなボディに
いろんな機能が詰まっています。
(使わせてくれた友人に感謝!)
まず鍵盤の質ですが、ROLANDより少し軽い感じです。
深さはそこまで浅いと感じませんでした。
画面左のモジュレーションホイールは
結構大きめで操作しやすいです。
ピッチベンドホイールは若干硬く、
力を結構かけて使うみたいですね。
モジュレーションホイール
音を揺らしたりする時に
操作するコントローラー
ピッチベンドホイール
音の音程を変えたい時
例えばギターのチョーキングなどで
使用します。
全体の作りはがっしりしてて
頑丈そうでした。
上のつまみやボタンですが、
再生、録音などのDAWソフトの基本操作や
ソフトシンセのツマミをコントロール出来ます。
自分でどのツマミを操作するか指定も出来ますよ^^
アルペジエーター機能があるのも結構特徴的ですね。
フレーズファクトリーっていう
いかにもな名前がついています笑
「アルペジエーターって何?」って人に
説明しておくと、自動アルペジオ演奏機能です。
パターンも豊富なので、自分でフレーズが
思いつかなかったりした時の参考にも使えます。
バンドルされるDAWソフトは
当然Cubase AI4!
Cubaseが付くのはうれしいですね。
他のDAWでももちろん使用できますが、
Cubase向きに機能が作られている感もあるので、
DAWソフトによってはフルに機能を使えないかもしれません。
これはどのMIDIキーボードでも言えますけどね。
相性は大事。
YAMAHA KX25 評価
- 鍵盤の質 4
- 使いやすさ 4(cubase使いなら4.5)
- 値段 4
標準的で使いやすかったです。
cubase使いにはかなりオススメ。
値段はやっぱりコントローラーなどの
機能があるので少々お高い。
一体型としては平均的な値段ですけどね。
お財布と要相談です。
AKAI MPK49
![AKAI MPK49](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2011/10/2d92418153c12b6d5655b39047b126ed.png)
個人的に見た目が最高にかっこいいと思ってます。
オレンジ?に光るランプがいいですね。
鍵盤は25~61鍵まで選べます。
鍵盤は結構浅め。
基本的にはYAMAHAのKXと同じような
コントローラー類がついていますが
MPKシリーズにはパッドがついています。
画像で言うと灰色の四角いボタンがパッドです。
これでドラムの音を各自に割り当てて
演奏したりできます。
鍵盤でドラムって地味にやりにくいですからね。
パッド自体は少し固め。
ドラマーさんとかはやりやすいと思います。
AKAIってDJ機器が有名ですからね。
パッドは付いてて当たり前なんでしょうね(^_^;)
ただ、かなりでかいです。
奥行きも結構あるので、
置く場所があるか考えましょう。
MPK25でも奥行きは変わらないので注意。
バンドル品はLiveです。
DAWソフトもどちらかと言うとダンスミュージック寄りですね。
ちょっと気にかかるのが製品が結構前に発売されたので、
現在のDAWソフトのコントロールに対応しているか微妙です。
初心者の方は設定とか
わからないと詰むことが多いので。
ただコントロール系はフル装備といってもいい充実度なんで
1度慣れてしまえば他のコントローラーは要らなくなると思います。
AKAI MPK 評価
- 鍵盤の質 3.8
- 初心者向け 3.5
- 値段 3.5
使いこなすまでが大変。
あと初心者には高いと思います。
安くてしょぼい買い物よりは確実に
こっちを選んだほうがいいですけどね。
ROLAND A-300PRO
![a-300pro](https://dtmyoumu.com/wp/wp-content/uploads/2011/10/36ba1f20d0bbf791aa80a9625dd19a3e1.png)
僕が現在使用している
PCR-300の後継機だと思います。
鍵盤の数は32~61。
鍵盤の質はいつものROLANDと同じですが、
僕の持っているPCRより少し重く感じました。
ピアノのタッチに近づけたのだろうか?
32鍵だと一般的な机の幅より少し短いくらいです。
マウスの場所も考えると置きやすい大きさと言えます。
フェーダーが付いているので、
ミキシング画面などのフェーダーを直接操作したり出来ます。
このフェーダー操作、
僕はほとんどMIDIコントローラーでやります。
手で直接操作した方がわかりやすいんですよ。
全体が斜めに傾斜が付いているので
Macのキーボードくらいならそこに置くことが出来ます。
僕はコントローラーが別で有るので、
PCキーボードをそこにいつも置いてます。
バンドルはSonar X1です。
これがつくのがローランド製品の強み。
ROLAND A-300PRO 評価
- 鍵盤の質 4.2
- 使いやすさ 4
- 値段 4
タッチがピアノに近くなっていたのが好印象。
でも本物には敵いませんけどね笑
全体的な使いやすさとしては
問題ないレベルだと思います。
sonarのバンドルは制限が少ない方ですし。
値段はYAMAHAと大差ありません。
[ad#ad-1]
置き場所について!
購入前に必ずメジャーとかで
設置する場所を測りましょう。
49鍵盤以上を考えている方は
キーボードスタンドを使うのも方法の1つです。
こういうのね。
安いものならこれ
→キーボードスタンド KST20Xはこちら
大きいのを載せるならこれ。
K&M キーボードスタンド 18940はこちら
使わないときはたためます。
高さ調節も可能なのが嬉しい。
僕も次は大きめのMIDIキーボードの
購入を考えているのですが、
机には絶対載らないので一緒に買うつもりです。
まとめ
いかがでしたか?
コントローラー一体型はシンプルなタイプよりも
機能面が充実してます。
使いこなすと以前の環境には戻れませんww
ただ、機能が多くて混乱することもあったり、
値段がどうしても高くなってしまうのが問題でもあります。
そのあたりもよく考えて
選びましょうね。
長文読んで頂きありがとう御座いますm(_ _)m
今回はここまで。
→コンパクトで持ち運べるMIDIキーボードのレビューはこちら