前回デュレーションの解説だけで終わってしまった。今回はベロシティについても話すよ。
ベロシティを変えたらどれくらい変わる?
ここでまた、ルート弾きで
打ち込んだパターンの登場。
前回と同じくベロシティの調整前と
調整後の音源を聴き比べて、
どのように調整したのか考えてみてね。
試しに自分で打ち込むのも勉強になるよ。
ベロシティ調整前音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/bass/bass8beat.mp3" /]ベロシティ調整後音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/bass/bassbelo8beat.mp3" /]どうでしょうか?ではいつも通り説明のターン。
ベースのベロシティ調整
画像を見てみよう。
8つの打ち込んだ音があるけど
2,4,6,8の偶数個目が
少しベロシティを低く設定してあるのがわかるかな。
シンプルなフレーズなので、あまり派手な調整はしてないよ。少し弱くするくらいでok。
大げさにやるとノリがめちゃくちゃになるので注意。
これはロックや、ポップスのルート弾きの場合に有効。
テクノなどのダンスミュージックは
全部同じでも機械的なノリを狙うならアリです。
ベロシティの設定の基本は、
目立たせたいところを強く(高く)、控えたいところを弱く(低く)設定する
です。これはどんなフレーズでも同じ。
このことを覚えておけば、後に必ず役に立つよ。
逆のパターンもまた後ほど説明するねー。
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まとめ
前回、今回でデュレーション、ベロシティを簡単に説明したよ。
ベースの打ち込みに関してはデュレーションの方が大事。
ベースは裏方で土台を作る楽器だと
思われてるんだけど(実際そういう面もあるし。)
ギターやピアノと同じようにメロディを奏でることも出来る。
今の所ルート弾きしか説明してないけど、
「低音の同じ音のメロディを演奏している」
とも言い換えることが出来るよね。
どちらの調整も大事なんだけど
雰囲気を変えたり、ノリを作りたいと思ったときは、
デュレーションから調整するとやりやすいよー。
あなただけのファンキーなベースを目指してね!
デュレーション、ベロシティに関しては、
新しいパターンのを紹介する度に説明します。
楽しみにしておいて下さいm(_ _)m
さて、次は新しいフレーズを一つ紹介するよ。youmuはこれが大好き。
次回「オクターブ奏法について」。
お楽しみに。今回もお疲れさまでした。