さて、ピアノでメロディと簡単なコードを打ち込む練習してきたね。
今回からそれを踏まえた上で、他にどんな弾き方やアプローチがあるのかみていこっか。
いろんなピアノの打ち込み方法を覚えてクオリティアップ
ピアノはギターのようにコードや、メロディを引くことが出来る。
あるいは、ベースのように低い音を弾くことで曲の土台にもなります。つまり、ギターが弾く部分とベースが弾く音を同時に鳴らすことができるよ。
ピアノで弾き語りをしてるのを見たことはないかな?弾き語りにはベース音からメロディまで、カバーすることの出来るピアノが活躍するんだよ。
ベースが弾く音も一緒に弾いてみる
前回コードの打ち込みをやったけど、ルート音って覚えてる?コードの中で一番低い音。
じゃあもっとオクターブ(用語がわからない方はこちら)
の低いルート音を鳴らすとどんな感じになるんだろう。
今回も打ち込んだコードですが、
各コードの構成音を書きだしておくよー。前回と同じだけど、念のため。
C ド ミ ソ
Am ラ ド ミ
F ファ ラ ド
G ソ シ レ
聞いてみよっか。
低い音無し
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/pianowaon1.mp3" /]低い音有り
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/pianowaon1.mp3" /]低音が出ているので迫力が増してるね。
単純に鳴らす音がひとつ増えたというのもある。ピアノが主役の曲、例えばバラード。
ベース音をピアノが担当し、ベースを入れないというやり方もあり。
ベースが弾くべき音はピアノが鳴らしてくれるから、曲全体がスカスカになることはないよ。
もちろん、ここからベースも追加して迫力や音圧を出すのもあり。
「今回のバラード、ピアノはいいんだけど、なんかベースがしっくりこないなあ。」
なんて思ったときは試してみてね。
[ad#ad-1]
アルペジオっぽくコードを鳴らす
和音を鳴らすことのできる楽器、
特にピアノ、ギターにある弾き方の一つです。
コードをバラバラに弾くことをアルペジオと言います。
詳しい解説は用語集→アルペジオ
ここで言うアルペジオっぽく、というのは
コード全ての音をぴったり同じに弾くのではなく、
すこ~しズラして(デュレーションを短くして)重ねるというもの。
音の重なりがよりはっきりするので、
僕は好きなんですよ( ´ ▽ ` )ノ
普通に打ち込んだ音
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/pianowaon1.mp3" /]ちょっとズラして打ち込んだ音
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/piano/arupe.mp3" /]
もっとゆっくりめのテンポでもいいね。画像をみてください。
低い音が一番初めに鳴り出して、だんだん高い音が鳴り、
最終的にすべての音が重なっていく、というイメージです。
デュレーションで音の長さを変えていますが
ニュアンスが大事な弾き方なので、
どれくらいの長さにするかは好きにしてもらって構いません。
あまり次の音までに間が開くと、
コード感がなくなるので注意。
例では低い音からにしてるけど鳴らし始める順番も自由だよ。その辺りは気に入るまで試行錯誤してみてね。今回はここまでです。お疲れ様でした。