DAW記事２回目。
今回は全くのDTM初心者が使うソフトとして
いくつかのソフトを紹介するね。
少しでも皆様のDAWソフト選びの参考にしてね。
ソフト紹介がすべて終わった後に
一覧をまとめまるからそれも
チェックしてもらえれば嬉しいよ。
windowsのみで使えるDAW
SONAR
cakewalk SONAR X2 ESSENTIAL / CW-SX2EE (通常版)
売り上げランキング: 1530
- メーカー cakwalk
- 値段 ２万～８万
- ユーザ 多い
- DTMスタイル オールラウンダー
- 製品紹介HP http://www.cakewalk.jp/（詳細から各バージョンの説明へ飛べます）
- 体験版 あり
- http://www.cakewalk.jp/Downloads/（１５日間利用可能）
どんな人向き？
- 総合的なDTM環境がほしい
- だんだんアップグレードしていく予定がある（下位版から上位版への乗り換えのこと）
- 付属音源がいっぱい付いているソフトがいい
ソフト概要、メリット
僕が初めて使ったDAWソフトです。
現在の最新バージョンは「sonar X2」になります。
前バージョン
「sonar X1」から大幅な改善がされています。
画面のレイアウトが一新され、
SKYLIGHTというシステムで
１画面での作業ができるようになりました。
（HPで見たら分かりやすいですよ）
以前は画面を開き過ぎると
見難かったのですが、
かなり改善されましたね。
SKYLIGHTからの利点として、
使用する人が自分の使いやすいように
画面をカスタマイズできるようになったこと。
カスタマイズしたレイアウトをいくつも作ってしまえば、
打ち込み用、録音用、仕上げのマスタリング用と
様々な状況に合わせて画面を作っておけます。
（パソコンだって他の人って使いにくくないですか？それと同じです笑）
インターネットのようにタブ式なので、
画面の切り替えは一瞬です。
これはモニターが小さい人には
大変ありがたい機能だと思います。
また以前まで価格バリエーションが
２つしかなかったのですが、
今回から３パターンになりました。
ESSENTIAL、STUDIO、PRODUCERです。
かなり選び易くなりましたね。
※（ ESSENTIALのみ32bitアプリとして起動します。）
付属音源やエフェクターも豊富で、
特に僕が使っていたのはzeta+というシンセ。
かっこいいフレーズが
キーボードをひとつ弾くだけで流れます！
見た目もかっこいいのでお気に入りでした。
総合的に初心者の方から、
バリバリ使える人まで
おすすめできるDAWです。
デメリット
最上位ソフトは値段が高い
mac編などに出てくる
Logicなどに比べてやや高めです。
自分がどれくらいまでの機能を
求めているのかしっかり考えましょう。
いろんな機能があっても
使いこなせないと価値がありません。
※注意点
初心者向けのESSENTIALは、
オーディオが64トラックまでしか作成できません。
上位版よりも付属音源が少ないです。
上記でおすすめしたzeta+もありません。
しかし、価格は約2万と相当お得なので
最初はESSENTIALで十分だと思います。
- 総合評価 4
- 選べる値段設定、使用者も多い。
- 僕も初めて使ってちゃんと曲を作ることが出来た。
総合的な面でwindows専用では
イチオシDAWです！！
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ACID
SONY ACID MUSIC STUDIO 9 解説本バンドル
フックアップ
売り上げランキング: 536
- メーカー Sony Creative Software
- 値段 1万５千～５万
- ユーザ 普通（少なくはない）
- DTMスタイル ループ素材主体
- 製品紹介HP http://www.hookup.co.jp/products/soundediting/ams/ams8.html
- 体験版 あり
上記URLの一番下「デモ版のダウンロード」からダウンロード可能
どんな人向き？
- 楽器は全く弾けない
- 時間がないからなるべく短時間で曲を作りたい
- まずはどういう形でもいいから曲を完成させたい
- 値段が安い物がいい
ソフト概要、メリット
こちらはオーディオ記事でも話した
ループ素材を主体に曲を作っていくDAW
です。
ループ素材を使って作曲する
というスタイルを確立させたソフトです。
画面のレイアウトや
使い方がかなり初心者向けに
作られていて扱いやすいと思います。
ループ素材は3000以上なので、
最初のうちはこれだけで十分！！
素材を選び、貼りつけていく。
これが基本的なスタイルですね。
他にもMIDI打ち込み、録音もできます。
この記事を書くにあたって
動画などを探したんですけど、
これ最初のソフトとしては
相当いいんじゃないかな？
「全部貼り付けるだけなんてなんかずるくない？」
と思うところも確かにあります。
が、MIDIなどの打ち込みから
初めて挫折するよりも曲が出来上がるので、
作曲を楽しく勉強することができると思います。
曲にならないってことは
なくなりますからね。
使いたい素材がないなら加工したり、
新しく買ってくるなりすれば無限に増やせます。
良いソフトです。
そして「安い」こと。
おすすめはAcid Music Studio 9です。
デメリット
ループに主体が置かれているため他の機能が若干弱い
ただ、録音やMIDI編集に
関しては他のソフトが上ですね。
「打ち込みも録音もバリバリやりたい！」って方は、
後々自分の技術が上がってきた時の事を考えて
他のソフトをおすすめします。
頼り過ぎは危険！
基本曲の構築をループ音源に
頼ってしまうとこうなります。
メロディなど自分でMIDIを
打ち込める所は挑戦してみましょう。
- 総合評価 3.5
初心者にはオススメです。
曲が簡単に作れることは
モチベーションも上がりやすいですしね。
Music Maker３
Music Maker MX Producer Edition
AHS
売り上げランキング: 808
- メーカー MAGIX
- 値段 約1万5千
- ユーザ 少ない（多分です）
- DTMスタイル オールラウンダー
- 製品紹介HP http://www.ah-soft.com/musicmaker/menu0.html
- 体験版 あり「上記URLの体験版をダウンロードする」からダウンロード
どんな人向き？
- ACIDもいいけど、自分で打ち込みや録音に比重をおいて作曲したい
- でもsonarまで本格的なソフトはちょっと・・・
- DAWの基本操作が分かりやすい方がいい
ソフト概要、メリット
こちらもかなり値段、
操作性などが初心者向けのソフトになります。
ACIDとMusic Maker３の違いは、
初心者向け総合DAWソフトの印象が強い
です。
DTMマガジンなどでは紹介されていたので、
存在は知っていました。
「分かりやすく」を
コンセプトにしているだけあって
操作しやすくされていますね。
例えばソングメーカー機能。
これはですね・・・
自分の作りたい音楽ジャンルを決定し、
どの楽器を使って（ギター、ベース、ドラムとかですね）
作るのか選択、曲の長さを選択。
なんとこれだけで自動的にソフトが作曲するという、
チートみたいなシステムです笑
これは作曲って言わないんじゃ・・。
まあ自分の作りたいジャンルがどういう構成なのか、
どんなアレンジが曲に合うのか
検証する意味では参考になると思います。
また、映像に使うBGMなども
短時間で作れてしまうので便利ではあります。
もうひとつ。
イージーモード機能。
これはACIDで説明した
ループ素材を貼り付けて曲を作る方法ですね。
この機能のいいところは
マウスが重なっている所の説明が築一表示される所です。
説明書を調べるのは割と手間ですからね。
ソフトシンセもなかなかいい音でした。（HPで試聴できます）
有名メーカーとの共同開発シンセ、
ドラム音源などもついていますので、十分な量です。
値段で言えば
この製品は一番安いです。
ダウンロード販売もしていて、
約1万という価格でした。
それと動作環境が一番低いので、
少し古いパソコンでも比較的動作しやすいと思われます。
デメリット
トラック数の合計が少ない
合計トラック数が９６だということですが、
これはオーディオ、MIDIトラックの合計です。
ダンスミュージックなどの音数が多い音楽ジャンルでは
トラックが足りなくなる可能性があります。
また、
64bit対応ではないので注意してください。
（2011/04/03現在）
対応すると思いたいです。
XP以外なら64bit対応になりました。
価格以上の機能は搭載されているので、
体験版で使ってみてください。
- 総合評価 3.5
トラック数は結構重要です。
そしてクオリティ的にやはりsonarよりは劣ります。
リーズナブルな値段と、
それを上回る機能は
初めての方にも魅力的だと思います。＾＾
次はmac専用のDAWです。
macの方はお楽しみに。
今回はここまで。お疲れ様でした。
