久しぶりのギター打ち込み講座。パワーコードは打ち込むことは出来ました?
上手に出来なくてもそれっぽく鳴っていればokです。
何回も打ち込んでいくうちに慣れるからね。
今回はアルペジオを打ち込んでみよっか。
まずはギターのアルペジオを打ち込んでみよう
さて、まずは音色選びからどんな音色でもokだけど、なるべくクリーン(歪んでいない)の音を選ぶのがおすすめ。
その方がアルペジオの響きを実感出来ます。
アコースティックギターの音でも綺麗だよ。
youmuが使用したのは、
LogicのEXS24 mk2のプリセットで
Sunburst Electricという音色です。
ギターで言うとストラトキャスターの音かな?次に、アルペジオはコードをバラバラにして弾くのでコードを決めよう。
今日はyoumuの好きなコードのAadd9(エーアドナインスと読みます)にしました。
使う音はラ、シ、ミの3つ。ギターは6弦ですが、Aadd9の音を並べると・・・
- 6弦 弾かない
- 5弦 ラ
- 4弦 ミ
- 3弦 ラ(1オクターブ上)
- 2弦 シ
- 1弦 ミ(1オクターブ上)
ね、3つしか音は出てこないでしょ?
わからない人は無視してもらってokです。
打ち込む音符は8分音符テンポは50位まで落としましょう。
音源1
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/gt/arupejio1.mp3" /]単純に打ち込んだだけ。これだけじゃ味気ないね・・・。
それに音が響いてない。もっとキラーンってさせたいよね。
デュレーションを調整して響きを作ろう
ちょっと修正していこっか。
ギターでアルペジオを弾くと、
一度鳴らした弦は次に
その弦を弾くまで鳴り続けます。
それを再現してみよう。
音源2
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/gt/arupejio2.mp3" /]だいぶギターっぽくなったんじゃない?
MIDIの長さを伸ばすことで
音が重なり、綺麗な響きを作ってるよ。
MIDIの長さだけど、次に同じ
弦(音)が鳴るまでくらいがおすすめ。
ただし、少し手前で切るようにしよう。
繋がっていると不自然だからね。
画像の打ち込みも感覚で長さを決めたので、何回か聞きなおしてみて自分で納得がいけばok。
これでアルペジオ編終了!でもいいんだけど・・・
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ベロシティを調整して音に強弱を付けてみよう
もう一手間かけましょう。まだいじっていないのは・・・ベロシティ。
どの楽器の打ち込みもそうだけど
すべての音を同じ強さで演奏する人はそういない。
強調したい部分や落ち着かせたい部分によって強弱をつけてあげよう。
ベロシティを修正した画像がこちら。
音源3
今回はルート音をはっきりさせるために一番低いラの音のベロシティを強くしました。
他の部分は聞きながら少し調整しただけです。
少し最初の低音ラが強く鳴っているのがわかりますかね?
ベロシティを設定するコツとしては
- 強弱を付ける場所を決めること
- リズムの区切りを考える事
- フレーズの頭は少し強めに設定
この3つを意識しておきましょう。
自分でどこを強調したいかわかれば
ベロシティを調整するのは難しくありません。
今回は簡単な8分音符で打ち込みましたが
もっと複雑で休符もあるようなリズムだと、
ベロシティの調整次第でかなりノリが変わってきます。
フレーズの頭はインパクトを持たせたいので
他よりも少し強めにベロシティを設定しましょう。
(そうでない場合もありますが、
とりあえず試してみてくださいm(_ _)m)
ここまでやれば、
だいぶギターらしいアルペジオが出来上がるよ。
最後に空間系のエフェクターでもかけてみよっか。
完成音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/gt/arupejio_final.mp3" /]こんな感じになりました。
ここはまたエフェクター講座を作るからお楽しみに。こんな少しのアルペジオでも注意するポイントがいくつもあったね。
最初から長いフレーズを作ろうとせず、細かく分けて打ち込んでいくと作業がしやすいよ。
頑張りましょう!今回はここまで。お疲れ様でした。