引き続きドラムのリズムパターンの紹介。
今回はドラムの音色を電子ドラムにしてみた。
タイトルのとおり、ダンスミュージックで使うようなパターン。
特にyoumuがよく聞いている「ハウス」と呼ばれるジャンルによく使うパターンだよー。
ハウスのドラムパターンを打ち込んでみる!
聞いてみよっか。こんな感じ。
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/drum/house.mp3" /]音色が変わっているのでかなり雰囲気が違うよね。ミドルテンポの曲などに使えそう。今までのリズムとどこが違うのわかったかな?
これから説明してくので、自分のDAWソフトに打ち込んでみてね。
ダンスミュージックのドラム
バスドラム
まずはバスドラム。よく見て。
以前やったパターンで見たことない?
そう、4つ打ちのパターンで説明した時とバスドラムが同じなんだよね。
このドラムを1小節に4つ打ち込むという方法はダンスミュージックでは定番パターン。
ベロシティは今回調整してないけど、強調したいところがある場合はベロシティを変更してもOK。
スネアドラム
今までと違ってるね。細かく見ていこっか。
2拍目、4拍目の頭に打ち込んでいるのは
他のリズムとパターンと同じ。
その2つの間にもう一つ
スネアの音が打ち込まれてるね。
画面上ではMIDI1つが
16分音符の単位で打ち込まれてるよ。
2拍目を16部音符で4等分した最後の部分に打ち込まれてる。
16分の裏ともいいます。
ここにスネアを入れてみると
今までのリズムに少しアクセントが付きます。
「ド、タン、 ド、タン、」ではなく、
「 ド、ターンタ、 ド、タン、」と、「タ」の音が聞こえてくる。
これをいれてやるとハウスっぽくなるのだ。
(※あくまで1例)
このスネアを他の場所に動かしても面白い。いろいろやってみよう。
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ハイハット
このハイハットは「ツツチー」という
クローズとオープンを組み合わせたハイハットの塊が
いくつも打ち込まれているよ。
ここで画像をみて気づいた人もいるかも知れないけど、
「16ビートの時はハイハットとスネアが
重ならないようにしてたのにこれはいいの?」と思ったかな。
今回は電子ドラム、つまり
「人が演奏していることを想定しない」という前提で打ち込んでる。
大げさに言えば、どんなに複雑で、手が4本無いと不可能な演奏もok。ダンスミュージックの場合、ドラムが演奏不可能だということはよくあること。
打ち込むコツとしては、2つ連続しているクローズハイハットのベロシティを「強、弱」と打ち込むと人間ぽくなるよ。
ちょっと矛盾してるけど、機械が演奏する場合もベロシティは調節してノリを作った方が馴染みやすい。
ほんとに機械的に演奏させたい場合は調整する必要はないよ。
オープンハイハットはうるさくなりすぎないようにベロシティを決めていこう。
最後のフィルの部分だけど・・・
このぐらいのテンポのハウスはあまり派手にせず、
軽く流しているようなシンプルなフィルの方がかっこいいよ。
以上がこのリズムパターンの説明でした。
最初はベロシティの調節が面倒だったりするけど、
これはみんなやっていることなので頑張ってみてね。
DTMには「くじけぬ心」が必要だと最初に書いたのは、
面倒な作業、細かい地道な作業がたくさんあるから。少しづつ着実にやってみてね!