予告通り今日はベースのイコライジングをやってきます。
さて、どんな設定をすればいいのかな?読む前に少し考えてみてねー。
それではどうぞ。
ベースの打ち込みにイコライザーをかけてクオリティアップ!
前回ドラムのイコライジングをしたんだけど
同じプロジェクトを使っても、新しくプロジェクトを作ってもokです。
ベースはシンプルにルート弾きにしますか。
コードはE→G→A→Eにしてあります。
- テンポは120
- 長さは4小節
ここはドラムと同じ。
ベースの打ち込みが分からない方は先にこちらを読んでみてくださいね。
ベースのルート弾き
8分音符で全て打ち込んでるよ。ベロシティはいじってない状態。
イコライザーを使ってみる
それでは実際にベースにイコライザーをかけてみよう。
今回はプリセットの中からE-BassEQというプリセットを使用してみます。
他のDAWに付属のイコライザーでもベース用のプリセットはあるのでやってみよう。
選択するとイコライザーが変化。
ドラムの時とはまた違うね。細かく見ていこっか。
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ベースのイコライジングのポイント
ベースの音を作るときは
少しずつ調整していくのがおすすめ。
具体的には、動かすポイントは1つずつ。
最初からプリセットのような形を作ることにこだわる必要はないよ。
プリセットでは
- 低音域を少し強調(ブースト)
- 中音域を少し強調
- 高音域をバッサリカット
という形になっています。
まず低音域はベースの基本だよね。スカスカのベースだと曲に入れた時もかっこ悪い・・・。
やっぱりベースの「ボン」という音はメインが低音だよ。だからきちんと強調してあげること。
中音域はアタック音などに関係してきます。
アタック音てのはピックや指で弦を弾いた時になる音です。
ここは少し狭く強調してあげると
アタックがはっきりするのでモコモコした音になりにくい。
音の輪郭がはっきりするって言えばいいのかな。
高音域は思い切ってカットしちゃいましょう。
低音域を強調するよりも高音を削る方が
音にハリが出ることがよくあります。
順番としては・・・
- 低音域を強調する
- 高音域をカット
- 中音域でアタックを出す
- 最後に微調整
という感じです。
実際にイコライザー有り無しを聴き比べてみよう
最後にイコライザー無しと有りを
聴き比べてみよっか。
ベースEQなし
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/Effect/EQ/Bass_noEQ.mp3" /]
ベースEQあり
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/Effect/EQ/base_onEQ.mp3" /]
音がよりはっきりしてて、
アタックの感じが前に出ているのがわかるかな?
今回はエレキベースのイコライジングでした。
プリセットによって色んな変化を出せるので、
あなたの作りたいジャンルに合わせていろいろ試してみるといいよー。
慣れてきたら1から自分で作ってみるのもやってみよう。お疲れ様でした。