以前ドラムのゴーストノートについて説明しましたが、今回もゴーストノートです。
今日はベースのゴーストノートを理解して、
よりファンキーなリズムを作ろう!というのが目標です。
(サンプル音源が聞こえにくい場合、イヤホンをおすすめします)
ベースのゴーストノートって何?
すごく簡単に言うとミュート音のこと。
「ミュート音って?」という方のために説明すると、
「ザッ」とか「プッ」というような音程のない音です。
実際に演奏するときは、
弾く弦を押さえるというよりは弦に触れて弾く。
ベースを持っている人はやってみて。
弦楽器は特にミュート音を使った
打ち込みが重要なポイントなので覚えておいてね。
ベースにおけるゴーストノートの
使いどころは大きく分けて2つ。
- フレーズ全体に疾走感を追加する
- スラップ奏法で使用しファンキーなノリを出す
こんな感じです。
主にリズムにノリを出すのに重要なんですね。
スラップ奏法はまた1記事使って詳しくやります。
ゴーストノートを鳴らしてみる
じゃあ実際に打ち込んでいきましょう!
まずはゴーストノート、つまりミュートされた音をどうやって打ち込むかですね。
やってみましたので画像と音源をどうぞ!
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/bass/base_ghostnote_nomi.mp3" /]「ボッ ボッ ボッ ボッ」っというふうに聞こえないかな?
あまり音程は感じないよね。
画像を見てもらえれば分かる通り、
デュレーションが極端に短いんだよ。
デュレーションは音の長さだったよね。
つまり、とても短い音にしてるのだ。
ベロシティは弱めと強めの
両方のパターンを打ち込んでます。
弱めは40くらい、強めは80くらいです。
前半と後半で音の強さが違うのはその効果。
ベロシティが弱いと落ち着いた感じに、逆に強いと派手に聞こえます。
この画像では「ミ」のところに
打ち込んでるけど、打ち込む所はどこでもok。音程を気にしない音なので。
ただ、フレーズの間に挟む場合、同じ音をミュート音にした方が自然です。
ではこのゴーストノートをフレーズの間に打ち込んでみよう。
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ゴーストノートを使ったフレーズ
まずはゴーストノートなしの場合。
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/bass/base_ghostnotenashi.mp3" /]とりあえず一つの音だけを使って打ち込んでみた。
なんか寂しい・・・。
それにフレーズが裏拍から始まっているから
すごくわかりにくい。これにゴーストノートを追加すると・・・。
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/bass/base_ghostnote_bip_1.mp3" /]さっきよりリズムにノリが出てきたと感じないかな?
小さな「ズッ」っという音の
おかげでリズムも取りやすい。
同じ音では面白く無いから、
フレーズの音程だけを動かしてみた。
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/blog/bass/base_ghostnote_final.mp3" /]さっきよりゴーストノートがはっきりしたね。
ゴーストノートの入れる場所は色々試してみよう。
よく入れられるのは拍の頭や16分の裏。
ファンクやダンスロックを作りたい人は
これが出来ると強い武器になるのでマスターしようね。
ゴーストノートを覚えるとフレーズの作り方にも幅が広がるよ。それ以外の人も知っていて損はないよ。
最初は短いフレーズから作るといいかな。ということで、ベースのゴーストノートについての説明でした!
今回はここまで。お疲れ様でした。