ドラム打ち込み講座も基礎的な部分はほぼ説明してきたね。
当ブログをある程度読んでもらっている方は
打ち込みの基礎的なことについて
「理解してもらえたかな~」と思ってるよ。
わかんなかったらメールとかで聞いてね!
基礎さえ覚えてしまえば「あとは実践あるのみ!」なんだけど・・・更なるクオリティ向上のテクニックについてもうちょい話しておくね。
打ち込みテクの向上ゴーストノートを使ってみよう
ドラムの打ち込み。特に生ドラムを使ったバンド物の曲で、
ゴーストノートがあると無いとではリズムのノリが全然違う。
ドラムのリズムに人間味をもたせる方法としては
ベロシティの強弱をつけるという方法があります。
これは以前に紹介したと思いますが、
さらにゴーストノートを足していってみよう!
ゴーストノートとは?
その前に、ゴーストノートの
言葉の意味について説明しておこう。
ゴーストノートというのは、
捨て音とも呼ばれ、実際の譜面には書かれない。
でも、ドラマーさんが演奏したとき、
スティックがスネアに軽く触れた音が入っている時があります。
ドラマーさん自身がリズムを
とっている時なんかに入ってたりするよね。
この捨て音を上手に打ち込むと、
ただの8ビートをノリよく表現することが出来るのだ。
料理の隠し味をイメージしてもらえれば
わかりやすいかと思います。
すごく丁寧に説明されている動画がありました。
こちらはドラマー向けですが、見ておくと
ゴーストノートについてイメージがつきやすいよ。
なくてもいいんだけど、ゴーストノートの一手間で
曲のクオリティをぐっと上げることが出来る。
そんなテクニック。これが出来ると
ちょっと打ち込みレベル上がった気になるよ。
[ad#ad-1]
実践開始!~ゴーストノートを打ち込む~
今回打ち込むのは8ビートにゴーストノート
を追加した、よく聞くパターンをやってみよっか。
まずは画像と音源をどぞー。
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/drum/dr%20ghost%20befor.mp3" /]ベロシティはいじらずに、
ゴーストノートだけを追加した形。
スネアが2つになっているのは
こっちの方が音的に好みだったので音を変えたので。
同じスネアでも全然ok。
通常の8ビートなのに、
間の「ツタツタ」っていう小さなスネアの音が
あるおかげでよりリズミカルに聞こえない?
打ち込むポイントとしては
- 基本的にはスネアを追加する
- ベロシティはは小さく設定
の2つ。
ベロシティの設定具合ですが、
だいたい10~40位の間にしておいた方が無難。
何回か聞き直して、調節すれば大丈夫。
ゴーストノートを入れる場所だけど、ポイントは16分の裏。
ここに入れてあげるとリズムにノリが出てくるよ。
「タタ」っと連打する人もいるので、
打ち込む場所を色々変えてみてください。
こういう時はピアノロールが楽だねえ。
あとはCDなどでプロの
ドラムを聞くのが一番参考になる。
やっぱり人間の叩くドラムを目指すわけだしね。
人の叩いているドラムが参考書なのだ( ´ ▽ ` )ノ
で、他のベロシティも調節して出来上がったのがこちら
音源
[audio src="http://aria869.sakura.ne.jp/drum/dr%20ghost%20aftervel.mp3" /]だいぶ生ドラムっぽくなってきたんじゃない?ということでドラム打ち込みのゴーストノートについてでした。
ぜひ自分のDAWで試してみてね!今回はここまで。お疲れ様でした。